筒井康隆著『カーテンコール』
2024-04-02


掌編集。筒井康隆だから言語実験的な要素はあるのだが、それを前面に押し出したものは少なく、シュールなコントのような作品が目立つ。コントというのは貶しているのではない。筒井康隆としては例外的といってもいいほど平易で読みやすい文章の作品ばかりなのでどんどん読めてしまうが、我慢してゆっくり味わいたい。「本質」の最後の一行「「だって」と息子が言う。「あの人たち、アホでしょう」」(p.63)など、にやついてしまう。
[本]

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