『現代思想 2020年5月号』から
2022-08-31


2021年12月16日記す。
 羽根次郎「「科学」的「占い」に抗う大衆動員の予防について」
 東京オリンピックの延期について。
 「よりにもよって、三・一一に出されたパンデミック宣言を前に、「三・一一の教訓」は何も活かされなかったのだ。これまでテレビにしきりに登場していた「元メダリスト」の類による東京五輪の「さわやか」な宣伝活動と、東京電力による「クリーン」な原発の安全キャンペーンとがどうにも重なって見えていたのは私だけだろうか」(p.118)。
 「スポーツの商業化の成れの果てを我々はいま目にしているのであり、感染者は運動してやまない資本を減速させている最中にそれに轢かれたわけである」(p.118)。
[メモ]

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