湯浅泰雄著『ユングとキリスト教』
2020-05-08


16年 4月30日読了。
 古代から中世の西洋精神史、つまりキリスト教の歴史をユングの思想と関連付けて分析、解釈した本。ヘブライズム−アリストテレス−霊肉二元論−正統−意識的/ヘレニズム−新プラトン主義−霊肉一元論−異端−無意思的、という対立の構図で捉えていて判り易い。それとは別に序論に於ける、ユング思想の概観が良くできていて俺には有益だった。
[本]

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